東京には、世界的に有名な銘柄が多数存在しています。
特に知名度が高いのは、ニッカウヰスキーが運営する「ミヤギキョウエイ蒸留所」と「竹鶴政孝記念館」がある東京都渋谷区の代官山エリアです。
この2つの施設で作られるウイスキーは、北海道と同じように厳しい冬の寒さと、湿気の少ない環境が特徴となっています。
ミヤギキョウエイ蒸留所
蒸留所での醸造から熟成まで一貫して自社生産を行い、ブレンドすることで様々な個性を持ったウイスキーを生み出しています。
代表的なものは「宮城峡12年」や「宮城峡20年」など。
竹鶴政孝記念館
麦芽の製造からウイスキーの仕込み、そして蒸留や熟成までの工程を行っており、完全な手作りのウイスキーを作り出している。代表的なものには「竹鶴17年」や「竹鶴21年」。
その他、東京都内には多数のクラフトウイスキー蒸留所があり、個性的で高品質なウイスキーが作られている。
例えば、江東区の「CHICHIBU DISTILLERY」では、地元の伝統的な技術を活かし、良質な地下水を使用してウイスキーづくりをしています。
また、世田谷区の「Tokyo Distillery」では、日本酒造りの技術を応用した独自の製法でウイスキーを作っているそうです。